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初心者ブロガーです

【OFFSET関数を使いこなせ!】シフト表作り方②

前回は、IF関数とDAY関数を組合わせた翌月の反映方法や
COUNTIF関数を使った土日祝日の色付けを行いました。

今回はマスタシートでのシフト・氏名管理と
データの入力規則を使ったシフト・氏名の反映を実装します。

この記事で学べること!

セルの名前付けと管理の仕方がわかる
セルの名前をデータの入力規則で参照する方法がわかる

それでは、始めていきましょう!

目次

 

1.<完成物>のプレビュー

画像
完成品_画像

それでは、前回の続きからシフト表を作っていきましょう。

2.マスタシート作成とセルの名前付け

2-1.マスタシートに氏名一覧・シフト一覧を作る

シート下の「+」をクリック→「シート名:マスタ」
→下の写真のように氏名一覧・シフト一覧を作成する

画像
新規シート_マスタ作成

2-2.<ステップアップ>氏名一覧とシフト一覧に名前を付ける

次にデータの入力規則を使う際に名前で参照をするため
名前の列とシフトの列に名前を付けましょう。

まず、B3セルをクリック→「Ctrl」+F3(キーボード上部の)
→下の写真のようにOFFSET関数とCOUNTA関数を使って
 名前列に名前を付ける。

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名前付け_氏名一覧

続いてD3セルをクリック→「Ctrl」+F3(キーボード上部の)
→下の写真のようにOFFSET関数とCOUNTA関数を使って
 シフト列に名前を付ける。

画像
名前付け_シフト一覧

3.セルの名前と入力規則を使った参照

3-1.データの入力規則を使ってシフト一覧を参照する

E5セルをクリック→ホームタブの「データ」→「データの入力規則」
→「入力値の種類:リスト」、「元の値:=シフト一覧」とする
(下の写真参照)

画像
データの入力規則_シフト一覧参照

「OK」を押すと

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E5セル_データの入力規則

更にオートフィルで月末まで入力規則を反映させる。

画像
データの入力規則_月末まで反映

3-2.データの入力規則を使って氏名一覧を参照する

シフト一覧と同じように、データの入力規則を使って
氏名一覧から個人名を選択できるようにする。

B5セルをクリック→ホームタブの「データ」→「データの入力規則」
→「入力値の種類:リスト」、「元の値:=氏名一覧」とする
(下の写真参照)

画像
B5セル_氏名一覧参照

「OK」を押すと

画像
B5セル_氏名反映

B14セルまでオートフィルで入力規則を反映し
氏名を選択できるようにする。

画像
B14セルまで_入力規則反映

4.条件付き書式を使った「休」の塗りつぶし

4-1.「休」の場合、ピンク色に塗りつぶす

ホームタブ→「条件付き書式」
→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」
→下の写真のように式を設定する

画像
E5セル_関数設定

続いて、「書式」→「塗りつぶし:その他の色→ピンク」
→「OK」→「適用先」月末までオートフィルで条件付き書式を反映

画像
条件付き書式_月末まで反映

次回は最終章、出勤日数のカウントと労務アラートの実装まで
行っていきます。

この記事がいいと思った方、読者登録とTwiitterでの拡散
宜しくお願いします。また、関数の使い方などご不明な点や
「こんな記事を書いて欲しい」などご要望がありましたら、
今後の励みになりますので、お気軽にtwitterのリプまたはDM、
noteのコメント欄までお問合せください。

一歩上の自分を目指して頑張っていきましょう!!

noteにも同じ記事を書いています。はてなより見やすくなって

いますので是非読んでみて下さい!

note.com

【10/26追記】

シフト表づくり最終章。先行してnoteに書きましたので

是非読んでみて下さい!

note.com

5.補足

【補足-その①】OFFSET関数の使い方

上記(2-2)でセルの名前の範囲を指定する際に
OFFSET関数を使いましたが、ここで本来の使い方を
確認しておきましょう。

画像
OFFSET関数_使い方

写真のように、OFFSET関数は第一引数で「表全体」を指定し
第二引数で「行」、第三引数で「列」、オプションで「高さ」を
指定するのが一般的です。
※上記(2-2)で「=OFFSET(マスタ!$D$3, 0, 0, COUNTA(マスタ!$D:$D) - 1)」としているのは、第一引数でD3セルを指定し、第二引数で0、第三引数で0、
オプションのCOUNTA関数で高さを指定しD3セル以降の列全体を参照している。

【補足-その②】COUNTA関数の使い方

上記(2-2)でセルの名前の範囲を指定する際に
COUNTA関数を使いましたが、ここで本来の使い方を
確認しておきましょう。

画像
COUNTA関数_使い方

写真のように、COUNTA関数は数字・文字列をカウントするのが
一般的です。
※上記(2-2)で高さを指定する際に「COUNTA(マスタ!$D:$D) - 1」と
しているのは、COUNTA(マスタ!$D:$D)だけだと「シフト一覧」の
文字列もカウントされているので「ー1」をしてD3 セルの「早」以降
を参照する形にしています。

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